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高知

NHKの番組にて

高知県でロケをしていた。

 

 

 

俳句を通じて人生を掘り下げてみよう

というこの番組。

 

 

最初企画書を読んだ時に、果たして俳句で人生を掘り下げることなんて出来るのかな?と思った。

 

ちなみに高知に来るのは初めてだ。

 

 

というより四国という場所に足を踏み入れた事自体が初めてだった。

 

 

ロケではそんな高知の人々とも触れ合う事が出来るらしい。

 

 

という事で、まずは

地元の人しか行かない市場へ。

 

 

そこで数々の俳句を読んだのだが

50年以上も勤めた職場をいよいよ退職する時に詠んだ俳句

七夕の日が雨だった事を詠んだ哀愁漂う俳句

妻に同じ墓に入りたくないと言われてしまった

なんていう俳句まであった。

 

 

50年以上も勤めた職場を辞める人は

自由な時間が出来たら、花を植えて育てたいのだと言う。

 

 

都会で暮らしていると、見えてこない幸せの形というものを見た気がした。

 

 

都会にいると

比較対象があまりにも多過ぎて

人と比べぬようにと意識して生きていても

どうもそうはいかない。

 

 

 

数字や

大きさや

強さ

 

 

あらゆる面で他者と比べて自分は?

 

 

 

 

そういった感情になってしまいがちだ。

 

 

が、しかし

自分に耳を澄ませば大体の人は案外小さな事でも幸せを感じられるものなのだと再確認した。

 

 

幸せとは?

 

 

という、人間誰もが一度は考えるテーマを見失っている人々は

 

こういった経験に触れるのもいいだろう。

 

 

ちなみに俺は

今この環境、この人間関係、生活

とても幸せだ。

 

 

 

畑に花を植えている訳ではないが

人の心に花を植える事は出来ていると自負している。

 

 

色々な人に自分を知ってもらえて

好きな仕事をし

多少の贅沢をして

こんな幸せな人生あるだろうか?といつも思う。

 

 

もともと生まれながらにして自己顕示欲は強かった。

きっと田舎にいても都会に飛び出し今の仕事を選んでいただろう。

 

 

俺にとって幸せの形はまさに今の生活だ。

 

 

 

のんびり生きるのはきっと性に合わない。

 

 

 

改めて自分の掴んでいる幸せを噛み締めた。

 

 

また、今回のロケでは

10代の子供たちとも触れ合う機会が多かった。

恋心を綴った俳句や

夏休みの開放感を感じさせてくれる俳句

とても

フレッシュな気持ちになった。

 

 

やはり希望に満ちた子供達と話をするのはとてもパワーをもらえる。

 

 

今回のロケは

仕事のようで仕事ではないような

とても学ぶ事が多かったステキな仕事だった。

 

 

ご一緒させてもらった

夏井先生

ビビる大木さん

ありがとうございました。

 

 

 

そして、良くしてくれた高知県のみんな。

声を掛けてくれたり手を振ってくれたり

とても嬉しかった。

 

 

 

また高知に来たいと心から思う。

 

 

ではでは

 

 

高知のみんな

 

 

また会いましょう!

 

 

 

Catch you later!

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