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Jリーグアウォーズ
2019.12.8Jリーグアウォーズ2019のプレゼンターとして参加させて貰った。
まずは夢にまでみたJリーグアウォーズに参加させてくれた関係者の方々に心から感謝を伝えたい。
サッカー少年だった当時
心は既にリーガエスパニョーラ(現ラリーガ)に魅了されていたものの
Jリーグアウォーズは周りのサッカー少年と同じように俺にとっても夢の舞台の1つだった。
特に記憶に残っているのは2010年だ。
当時強烈に意識していた宇佐美選手がベストヤングプレイヤーを受賞した年だ。
何故同年代でこんなにも舞台が違うのか。
羨ましさと悔しさ、
そんな気持ちが入り混じりとても複雑な気持ちで眺めていた事を未だに覚えている。目の前で同じ歳に生まれた選手が夢を手にしているのだから。
槙野選手がベストイレブンのスピーチで笑いを誘っていた事も脳裏に刻まれている。
楢崎選手がGK初のMVPを獲った事も。
横浜アリーナで華々しくジョンカビラさんに名前を呼ばれる姿は夢のまた夢の場所に思えた。
そんな夢の場所へ参加のオファーが来たのだから、どれだけ嬉しかったかは言うまでもないだろう。
しかも優勝監督賞だ。
あの日ピクシーが受賞していたあの賞だ。
それを自分が渡せる日が来るなんて思ってもいなかった。
夢を叶えさせてくれた周りの人達全員に感謝したい。
そして、それと同時に
この度Jリーグを愛する皆様に不快な思いをさせてしまった事を謝罪したい。
あくまでこのJリーグアウォーズというものは選手、そして1年間死に物狂いでクラブを応援してきたサポーターが主役である。
タイトな進行スケジュールの中
選手よりも長く自分がマイクを握ってしまった事はいちフットボールファンとして配慮があまりにも欠けていたと反省している。
シーズンを通して
喜びも苦しみも共有してきたサポーターや
プレッシャーの中闘ってきた選手からすれば
あのタイミングで仮にどれだけ気の利いた事を言ったとしても
最高にユニークな事を言ったとしても
軽薄に聞こえてしまっただろう。クラブを愛していれば当然の感情だ。手短に喋るか、無理矢理にでも選手にマイクを渡すのが礼儀だった。大変申し訳ない。
会社の1年の労いである忘年会に
いきなり部外者が現れて長々と喋られたとしたらきっと自分だって同じ事を思うだろう。
ありがたい事にサッカー関連の仕事が増えてきて
人前でフットボールについて喋らせて頂く機会も増えてきた。
そんな今だからこそ
フットボールに対してのリスペクト
選手、監督へのリスペクト
そしてガチ勢と呼ばれる
三度の飯より、睡眠時間より、時には恋人よりもフットボール…
(勿論自分もその1人だ)と言った方々へのリスペクトも今一度見直そうと思う。
選手としては全く才能のない人間だったかもしれないが
フットボールを愛する気持ちはみんなと同じだ。
週末に愛するクラブが負ければ落ち込むし
自分が出来ないと分かっていながら試合を観ながら偉そうな事を言ってしまうし
オフサイドっぽいゴールを決められたら自然と右腕が上がっているし
贔屓の選手がゴールを決めれば年甲斐もなく喜んでしまう。
にわかファンに理由もなく憤りを感じてしまう…なんて人も中にはいるだろう。
これからもそんな愛すべきフットボールファンと
そしてフットボールに寄り添って
この尽きることのない愛を叫び続けていけたらと思っている。
今日は心底幸せだったと同時に
フットボール愛を今一度考えさせられる1日となった。
次はE-1韓国戦の副音声をやらせてもらう事が決まっている。
今度は世の中のフットボールファンをしっかり納得させられるような
そして
まだフットボールに馴染みのない人にも興味を持ってもらえるような
そんな素敵な仕事ができるよう
いい準備をしよう。
才能が無いなら努力する。失敗から学び最大限の努力をする。
やれやれ
どうやらフットボールへの向き合い方は学生時代から変わらないみたいだ。
Catch you later!