売掛問題に関して
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人はなぜ月を見上げるのか
2022.1.19それは人の特権なのではないか。
何かを見て美しいと思えるのは人だけである。
百獣の王ライオン。
気高き、動物の頂点と言われている。
そんなライオンも
怪我をしたシマウマを食べるのは美学に反する
とか
夕陽を見ながら獲物を食べたいから今食べずに夕暮れまで我慢しよう
とは思えないものだ。
つまり、「ロマン」というものを感じられないのだ。
「勝ち」にはこだわれても「勝ち方」にはこだわれないのだ。
だが人間にはロマンを感じる力がある。
しかしどうだろう。
世の中を見渡せば、そんなロマンを忘れて目の前の肉を生きるためだけに食べるような、勝ちにこだわるあまり勝ち方にこだわれないような人たちがたくさんいる。
そんな生き方をしていて、人間に生まれた喜びを感じていると
果たして言えるのだろうか?
勿論生きていくために、きれいごとを捨てなくてはいけない時もある。
だか、そんなロマンを全て換金するような生活をしている人は今こそ立ち止まって考えてみてほしい。
少しでもいいから、そのロマンを換金せず大切に持っていてほしい。
何故ならそれはお金よりも、もっともっと価値のあるものだからである。
貴方が人間として生まれたからこそ感じられる、人間だけの特別な感情だからである。
日々の生活に忙殺され
利益のためにロマンや美学を全て換金してしまっている人こそ
たまには月を見上げてみてほしい。
I love youを月が綺麗ですねと翻訳した夏目漱石のように、月を見ながら大切な人を思い浮かべるもよし。
ただただ美しいと、その美しさを感じるもよし
季節の移り変わりを実感するなんてのも悪くないだろう
しばしスマホの電源を切りお酒を片手にでも、ただ月を眺めていると、
我々が人間に生まれた喜びというものを、再確認できるステキな時間になるはずだ。
昨日は今年初の満月。
月を見上げながらローランドはそんなことを想うのでした!
ちゃんちゃん!
ではでは
Catch you later!